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カラーが3倍楽しくなるあれこれ

キラーナセンダイのスズキユタカです。

今日はカラーのカウンセリングの際に、よくお客様にご説明することを少し掘り下げて見ようかなと思います。

明るさと濃さの関係

最近のカラー剤の流行りとして「高彩度カラー」というものがあります。簡単に言うと色が濃いめのカラーです。

通常、カラー剤は暗い=濃い、明るい=薄いという方程式が成り立ちます。
なので、濃く染めようと思ったら暗めの薬剤をチョイスしないといけなかったわけです。
しかし、元の髪が暗めの場合、元の色が邪魔をして色が見えにくいので、特にアッシュ系などは元の髪の色が濃いアジア人の髪では表現しにくかった色だったんです。

例えば、黒い色の上に青(アッシュは色で言うと青です。詳しくはわたしの個人ブログを。)を乗せても見えにくいですよね?でも白の上ならちゃんと見える。

これと同じ原理なわけです。

明るくしながら濃く染める

今度は薬剤のお話。
これは難しくしちゃうとどこまでも難しい話になるので簡単に。
美容室のカラー剤は基本的には「1剤」と呼ばれるチューブに入ったクリームものと「2剤」と呼ばれる乳液状のものを混ぜて使います。
「2剤」は基本的に「1剤」の効果を促進させることと髪を明るくするために使います。

つまり、いわゆる「発色」するものは1剤の中にしかありません。
そして、その1剤の中にも明るさをコントロールする成分も入っています。
1剤全部を100とした時、その100を明るさをコントロールする成分と染料で分け合っています。

例えばめっちゃ明るくしたい!ってなると90くらいを明るくするために使うので染料は10しか入りませんし、そんなに明るさ変わらなくていい!っていう薬剤なら明るさのコントロールは10くらいで染料をその分入れることが出来ます。

ややこしくなってきたので1度まとめてみると…

暗い薬=濃く染められる=元の髪の色が変わらないので色がわかりにくい

明るい薬=色は薄い=元の髪を明るくはできる。

つまり、明るさと濃さのバランスをうまく取らないとどちらとも色がわかりにくくなってしまうんですね。

高彩度カラー

そこで、最近人気なのが元の髪の色をある程度削りつつこく染められる「イルミナカラー」や「スロウカラー」というわけです。

こういったカラーは明るさに対して染められる濃さが今までのカラーよりも鮮明なので、アッシュなどの透明感のある仕上りにはキレイにハマるカラー剤なんですね。

オススメのカラーの仕方

明るくしながらでもある程度はアッシュ感をだせるのがこういったカラー剤なわけですが、それでもやはり限界があります。
キレイにアッシュなどの寒色系を出すにはこんなやり方があります。

①1度明るくしてからトーンダウンする

ブリーチしてからのカラーなどに代表されるいわゆるダブルカラーというやり方です。メリットとしては透明感が1番しっかり出せること。
デメリットとしては褪色した時にある程度の明るさまでは明るくなってしまうことと、明るくする時にそれ相応のダメージが予想されます。

②短スパンでカラーを重ねる

明るくしながら染めるとどうしても褪色は避けられません。ダブルカラーでなく1度でやる場合は染料の濃さも限界があるのでなおさらです。
3週間〜1ヶ月ほどを目安に、入れた染料が抜けきらないうちにカラーを重ねると2度目のカラーは自然と褪色してきたところにカラーを入れるので明るくする必要もなく、重ねていくほど精度が上がっていきます。デメリットとしてはカラーをしに来ていただく回数が増えることくらいでしょうか。

③濃いめに入れて褪色を待つ

褪色するのを見越してあらかじめ濃いめに染めておき褪色してきたくらいをちょうど良くなるようにコントロールして染めるのも一つの手です。これだと1度で済みますしカラーの周期もそこまで変わらず1番手軽なやり方だと思います。
ただし、褪色をコントロールするには1度のカラーでは難しいので将来的にそうするつもりで計画的にカラーする必要があり基本的には同じ担当に任せて頂くのが最良です。
また、完璧にコントロールするのは難しいので若干の誤差が出る場合もあります。

まとめ

キラーナで扱っているイルミナカラーやスロウカラーは今までのカラー剤では出しにくかった寒色系のカラーをキレイな発色で表現できるカラー剤です。
しかし、薬剤スペックだけに頼るのではなくお客様ひとりひとりのご要望や生活環境、髪質などなど…に合わせた使いこなしが必要なのは言うまでもなく、そういったところまで考慮しながらカラーを楽しんで頂けるような施術をわたし達が実現して行くことが必要です。

薬剤の良さを最大限引き出せるような施術や、お客様の想像以上の仕上がりをご提供できるよう考えておりますので、ぜひステキなカラーリングを一緒に作り上げていきましょう!

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